桃の節句 |
男雛:ちょっと出かけるで 女雛:はい、どちらへ 男雛:いちいち男がどこへ行くか、言わなあかんのか 女雛:お友達にどこいった?と聞かれても、あたし知りませんとはいえません 男雛:ちょっと銀座までや、 女雛:どちら様のところに 男雛:3人官女のランちゃんや 女雛:まん中で威張ってるお方ですね 男雛:別に威張ってるわけや無いけど 女雛:あら?どうしてあなたが言い訳をなさるのですか? 男雛:この際はっきりいうけどつきあってるんや 女雛:まあ、あんな水商売女と 男雛:違う官女やて 女雛:お酒お持ちになっていますのよ 男雛:あれはお神酒や 女雛:あなたおみきもお酒ですのよ 男雛:しっとるがな 女雛:お帰りは何時ですか? 男雛:そんなこと聞いてどうするんや、金太郎さんでも呼ぶんか? 女雛:何のことですかいきなり 男雛:足柄山の熊さんやけどなあ、あれ雌熊やったんやて 女雛:どき! 男雛:この前相談にきたんや。結構かわいい熊さんなんや、最近金ちゃん冷たいて泣かれてなあ 女雛:熊さんとはもう別れたと、はっきり金太郎様があああ 男雛:だますつもりはないんとちゃうか 女雛:いえ、僕は本気ですと 男雛:あいつらしいがな。結構あちこちで噂聞くで 女雛:若い綺麗な娘に手を出すんですか 男雛:違うがな、熟女のブス狙いやて 女雛:私はミスユニバース日本代表 男雛:それ何時の話や、200年は経ってるで 女雛:それじゃ私はおばあさんですか 男雛:いや化石。 (2009.3.14[Sat]) |
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