デンジャラスラン |
かなりプロ好みの品質の高いアクションムービーである。銃撃シーン満載で最新の銃器がタイミングよく登場。美術も近代戦に詳しいGUN専門家が混ざっているようだ。ストーリーもまともに流れてはいかない。脚本が優秀なのかそれともCIA自体が、腐りきった組織集団なのか、本編を見続けるには相当な精神ダメージを受けるだろう。人間は恐ろしいもので、主人公の感情に同調し、悪を悪と思わなくなる。 南アフリカのケープタウンでCIAの客室係マット(ライアンレイノルズ)のもとに、大物のビンフロスト(デンゼルワシトン)が連行される。客室とはCIAの取り調べビルだ。ビンフロストはCIAの大物、10年前にCIAを抜け悪の道にすすむ。客室は武装集団に銃撃され、マットはビンを拘束しながら逃げる。お前は俺を守る義務があるといい、実はいつでも逃げれるのに純粋な新人マットを利用する。 ビンフロストの身柄を奪うためには、非情な暴力を行使するCIAの中枢はいったい何をしようとしているのか?銃撃やカーチェイスがマイクロチップの争奪であることが分かりかける。マイクロチップ・・・? (2012.11.6[Tue]) |
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