風が吹くとおけ屋がもうかるお話し 名古屋弁解説のおまけ付き |
昔より語り継げられる慣用句に「風が吹くとおけ屋がもうかる」というのがありますが、どうしてなのか分かりますか?・・・それでは国文学を習得した私が、わかりやすく解説します。たまにゃあたしもおねえちゃん以外の真面目な話もするのだ。 風が吹くと目病みが増えるといいます。風が吹くと砂埃が立つわけですが、江戸時代の道路は大変不潔で、達の悪いウィルスも一緒に目の中に飛び込んできたのでしょう。さて眼病みが増えると座頭(ざとう)になる人が増える。ざとうは琵琶法師のように語りの職に就く人も多くいた。さて語り座頭が増えると三味線がいることになる。三味線の材料は猫の皮。その辺でな〜ごなーごと鳴いていた猫は人間にさらわれてしまうのです。猫が少なくなるとネズミが増えるのであります。ネズミが増えるとあちこちの桶をかじって穴をあける。それでもって桶屋が新規生産や修理で儲かっちゃうというお話し。 え無理があるって…それはつまり原典に無理があるわけで私は知らん。でもサービスはつけとく、おなじみ名古屋弁解説 あのよーかぜがふきゃーすとよー、めくらが増えるんだわ。にわかめくらは仕事がにゃー。金貸しや按摩(あんま)は結構難しいんだわなも。それでよう、三味線覚えて語りをやるのが一番ええんだわ。三味線が売れてよう、のうなってまうんだわね。えれえこっちゃって猫さがしまわってよ、みつけたらつかまえて三味線こさえちまうんだわ。かわいそうだでいかんぎゃあ。そんでようねこがおらんとネズミがおうちゃくこきゃあがってよ、なんでもかじりまくるんだわ。桶屋はそれはそれでOKだがやなんてぬかしやがって、とろくしゃー。 (2014.2.18[Tue]) |
マ メゾン 名古屋 星丘本店 |
最近私が良く行く洋食屋さんがあります。名前がマ・メゾン。オニオングラタンスープは必ず頼みましょう。サラダは白菜とカニのシーザーサラダがおすすめ。勿論普通のシーザーサラダもめちゃおおいしい。サラダは2皿食べちゃいます。メインはフォアグラのせステーキがいいですね。生ハンバーグも捨てがたいのであります。この店が気に入ってるのは料理のおいしさだけでは無いのです。昔・昔・とても大好きな女性と生き写しのソムリエがいるのです。私が愛した初めての女性。三重県は津市の谷加代子さん。 その女性のお話は、また次回のこころだ〜 www.ma-maison.co.jp/hoshi.php (2014.2.13[Thu]) |
ちゃっとまわし |
名古屋弁講座その3 ちゃっとまわししてくるわ 名古屋の中京大学に入学したとき、同じ国文学の女の子に食事を誘われた。彼女は自宅に寄って着替えてからいきたいとのこと。彼女の自宅前まで来たとき 『ちゃっとまわししてくるわね』といって急いで家に入っていった。 まだコンピュターもないころで、チャットしてくるとも思わなかった。そこで考えたのが貞操帯みたいなものかな〜。名古屋の人は性に厳しく、男の子と会うときは金属パンツみたいなのをはくのかな〜なんて少し思った。 彼女『お待たせしました』 私『いいえ・気にしないで』 彼女『外で待たせたらあかんよね〜』 私『冷たくない?』 彼女『なんが〜』 私『え〜とパンツ』 彼女『なにいっとるん笑』 私『チャットまわしって何?』 彼女『ちゃっとっていうのはすぐにていうこと だわ』 私『まわし?』 彼女『用意すること』 私『なあんだそうか』 彼女『お相撲さんみたいに。まわしつけてくるって思ったの?』 私『いえ・くいこむかな〜って』 (2014.2.3[Mon]) |
バックナンバー